ラブドールに限らず雨の日に濡れた洋服の色が白シャツに色移りしてしまったり、デニム生地のカバンが白Tに色移りしてしまった経験があると思います。
洋服ならまだしも、大切なラブドールに色移りしてしまった場合のショックは計り知れません。
でも安心して下さい。TPE素材であれば、簡単に色移りを落とすことができます。またどんな染みも事前に防ぐことは可能です。
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ラブドールに色移りが起きるのはなぜ？
人間の肌にはそうそう簡単に衣服からの色移りなどは起きませんよね。なぜラブドールでは色移りが発生してしまうのでしょうか。
それはラブドールの素材から発生するオイルブリードが原因であると考えられます。このオイルブリードが衣服の素材である染色を溶かしてしまう可能性があります。
ゴムやプラスチックには十分な柔らかさを持たせるために液体のオイル(可塑剤)を配合していることがあります。こうした製品を使用していると、可塑剤が分離してゴムやプラスチックの表面から液体が滲み出してくることがあります。この現象を「ブリード」または「オイルブリード」と言います。
引用元：https://taica.co.jp/gel/support/technical_terms/term_005.html
ラブドールを色移りや染みから守るには？
そもそも色移りや染みを防ぐことが一番大切です。
黒ギャルや日焼けした女の子がタイプの方であれば話は別ですが、白い肌のドールをお好みの場合はより手入れを入念に行う必要があります。
①ホコリや汚れ等の付着を防ぐ
まず、ラブドールには常に靴下を履かせましょう。これは足の裏にホコリや汚れが付着するのを防ぐためです。
またリビングやソファ、椅子にラブドールを座らせる場合はバスタオルなど何か下に敷くことをおすすめします。
これはオイルの染みやホコリの汚れからドールの肌を守る為です。
リビングの椅子やソファは想像以上に汚れている場合もあります。またそれらの色がドールに色移りする可能性は多いにあります。
②衣服からの色移りには要注意
洋服を着せる場合は、少なくとも２，３回は高温のお湯で洗濯してからにしましょう。
事前に衣服をお酢をお湯に足して洗うことで衣服からの色移りはより防止することが可能です。
また、衣服を選ぶ際は素材に慎重になりましょう。デニム素材や派手な色の洋服は特に注意です。
もちろん白やベージュといった薄い色よりも濃紺やレッド等の濃い色の方が色移りのリスクが高く、また付着してしまった場合も落としにくいです。
TPE素材には派手なパンツやブラジャーなどの色移りを防ぐための保護服を身に着けてもらう必要もあります。
肌色の肌着を着せてから、衣服を着用させることもおすすめの方法です。
③保管場所にも注意が必要
ラブドールは高温多湿といった環境に弱いです。衣服を着せたまま、そういった環境で保管していると色移りしてしまうリスクが高まります。
保管場所には直射日光が当たっていないかを注意し、夏場等は極端に保管場所の温度が高くなっていないか配慮する必要があります。
それと同時になるべく風通しの良い場所で保管することが理想的です。
④ウィッグを付ける時はインナーキャップがおすすめ
ウィッグから頭に色移りしてしまう危険もあります。それを防ぐためにもウィッグを付ける前に肌色のインナーキャップ等をかぶせましょう。
ラブドールの色移りや染みを落とすには、汚れの種類を把握する
ラブドールが汚れてしまった原因を把握しましょう。油汚れなのか、質の悪い生地からの色移りなのか、それともほこりによる汚れでしょうか。
①簡単な汚れ（ほこりや染みの場合）
染みが小さい場合は、石鹸と水で消えることもあります。しかし決して人形の肌をこすらず、叩くようにして汚れを落として下さい。
染みが衣服によるものではない場合は、タオルの上から“ミネラルスプリット”という液を使用し優しくこすってみて下さい。
②衣服やかつらによる色移りの場合は
質の悪い色の濃い衣服を着せた場合、色移りする可能性が高くなります。
ほこりによる汚れは簡単に落ちますが、布についたインクのような染み汚れは落とし方が難しいです。
色移りしてしまった場合は、慌てずに決してこすらないでください。
小さなキズを作り問題がひどくなる場合があります。またTPEの外側の層を損傷させてしまう場合もあります。
それでも落ちない場合は当サイトで販売している「TPEラブドール用ケアキットセット」をご利用下さい。
まとめ
やはりドールを綺麗に保つには「色移りをさせない」ことが一番です。
それでも色移りしてしまった場合は焦ってこすらずに落ち着いて対処してください。
